― 就職支援で日本を変える ―

就活支援で日本を変える 就勝ゼミナール
MENUCLOSE
  1. ホーム
  2. /

  3. コラム
  4. /

  5. 2024卒の就活はどうなるか?

2022年10月28日

2024卒の就活はどうなるか?

24卒の就活は売り手市場とは言い難いですが、一概にやばい状況でもありません。ここでは24卒の就活の現状を、3つのポイントにわけて詳しく解説します。

就活の早期化で早めの準備が必要

20卒の就活までは、経団連が就活のスケジュールを決めていました。そのときのスケジュールが以下です。

  • 広報活動 : 卒業・修了年度に入る直前の3月1日以降
  • 選考活動 : 卒業・修了年度の6月1日以降
  • 正式な内定日:卒業・修了年度の10月1日以降とする。

21卒の就活からは経団連がルールを決めることがなくなり、代わりに政府が主導することになりました。

しかし、政府から出されたスケジュールよりも前倒して新卒採用を進める企業が増えており、早めの準備が必要といえます。

長期インターンとして実際に企業で働くことで業界や職種の理解が進み、自分に合う仕事もみえてきます。インターン先から内定をもらう機会も少なくありません。自分の人柄や仕事ぶりがわかったうえで内定がもらえるので、入社後のミスマッチも防げるでしょう。

後々になって焦らないためにも、早めの準備をして余裕をもって就活に臨むことが重要です。

オンライン対応の選考で人気企業は高い競争率

新型コロナウイルスの影響で、21卒の就活から合同企業説明会や就活セミナー、選考のオンライン対応が進みました。これまで都心の企業の選考に参加しづらかった遠方の学生も、移動距離や費用を気にせず選考に参加できるようになっています。

都心の学生も移動時間が不要になり、1日あたりに参加できる選考の数が増えています。たとえば今まで1日に2~3社ほどしか参加できなかった人でも、選考のオンライン化により1日4~5社ほど参加できるでしょう。1つの選考に対して参加する人が増えたため、以前に比べて競争が激しくなっています。

コロナの影響でガクチカ不足に悩む

企業の選考の際に質問される「学生時代に力を入れたこと」という質問を略して「ガクチカ」といいます。就活では必ずといっていいほど聞かれる質問のため、事前に準備している学生が多いでしょう。

これまでのガクチカは部活やサークル、アルバイト、ボランティアなどのエピソードを話す傾向にありました。

しかし、新型コロナウイルスの影響で行動制限があり、これまでと同様のガクチカを話すのが難しくなっている状況は企業もある程度把握しているはずです。ガクチカがないと悩むのではなく、これまでの生活における自分の行動を振り返ってみることが大事です。

たとえば、新型コロナウイルスの影響でいつもどおり行動できずに時間ができた際、何をしていたか振り返ってみましょう。オンラインでの授業が増えたことでこれまでとは違う学習の方法に対応したり工夫しなければならなかったこともあったのではないでしょうか。

なお、企業側もこのような状況を鑑みて「ガクチカ」ではなく「ユニークな質問」を投げかける企業が増えているのも事実です。例えば、サイバーエージェント社では「当社の強みを生かした子会社の事業を考えてください」。という問いを投げたり、ネスレ日本社では「もしもあなたがスタートアップの社長だったら」というテーマで「協力者にどのように仕事を依頼するか」「事業で起きたトラブルにどう対処するか」等の問いを用意している事例もあります。

何であれ、事前準備を周囲の力を借りながら進めれば成果は必ず出ます。もし、それでも迷ったときはプロに是非相談をして不安を早期に解消しましょう!