2021年12月16日
大学時代の経験を話す準備はできていますか?
こんにちは、代表の小石原です。
就活もいよいよ本番ですね。
エントリーシートの作成に追われている人も多いのではないでしょうか?
質の高いエントリーシートを書くためには、先週お伝えしたように、
①自分の能力と②自分の価値観の 2つを知ることが大切です。
今回は特に重要な①「自分の能力について知る」ことについて解説します。
よく就活生の方から「自分の能力が分からない・・」というご相談を受けますが、 確かに「自分に何の能力があるのか?」という視点で考えると、とても難しい内容です。
なので、就勝ゼミナールでは、「大学時代に自分が経験したことを10個書き出す」ということからスタート してもらっています。例えば、 「ゼミの幹事をしてプレゼンを取りまとめた」 「アルバイトでクレーム処理した」等々 自分が行ったことについて具体的に書き出すことが大切です。
「経験」には必ず「行動」がセットになります。 そして、その「行動」の内容によって発揮している「能力」に気づくことができるようになります。 能力にはたくさんの種類がありますが、社会人として必要な能力を「社会人基礎力」と言います。
・社会人基礎力
https://www.meti.go.jp/policy/kisoryoku/index.html
経済産業省が提唱している「社会人基礎力」は大きく12の能力要素から成り立っています。 1つひとつの能力についての「具体的な行動例」が書かれているので上記サイトを参考にすると 「能力」と「行動」の結びつきが良く理解できると思います。
さて、今回のまとめ。
自分の能力を知る為には、、
① 大学時代に経験したことを10個書き出す
② 書き出したそれぞれの経験の中の行動に着目する
③ 社会人基礎力の行動例と照らし合わせる
④ 自分の能力に気づく
という流れになります。
ちなみに面接での質問の80%以上は過去の経験に関する内容です。
選考を勝ち上がる為にも「自己分析」はとても大切ですね。
次回は、「自分の価値観を知る」という内容でお届けします。
文責:小石原隆史