自己分析 2018年12月20日
この設問に自信を持って回答できますか?インターシップ選考のESを大公開!
12月はじめの福岡は、季節外れの暖かい日が続きましたが、いよいよ冬本番ですね。ことしは暖冬とはいえ、これからインターシップや選考を控えた就活生のみなさんにとっては、寒空の下での就活、大変だと思います。これからの時期、体調管理には気をつけて、就活を乗り切っていきましょうね!
さて、インターシップ選考がそろそろ本格的にはじまります。以前からこちらのブログでも書いているとおり、本選考に直結しているものも多いので、しっかり準備しておくことが大切です。
昔、インターンシップは、とりあえずエントリーさえしておけば参加可能なものが多かったのですが、ここ数年は、インターンシップに参加するにも本選考並みのステップを踏むところが多くなっています。
「売り手市場」とは裏腹に難易度がアップ
まず、インターシップへの第一関門が、書類選考です。ここを通過しないことには、インターシップへの参加は不可能になってしまいます。書類で落ちてしまうと、次はありません。
しかも、インターシップ選考のESは、「売り手市場」とは裏腹に難易度が上がる一方です。ハッキリ言って、対策必至と言っても差し支えないでしょう。
そこで、今回の「講師ブログ」では、インターシップ選考のESで聞かれたお題をドドンと公開しちゃいます。
志望動機、自己PRなどのいわゆる定番どころの設問はさることながら、本選考並みに手の込んだ設問は、本当に多くなっており、驚かされます。
・「あなたが気になっている商業施設について書いてください」(地場大手デベロッパー)
・「あなたから見た当社を漢字一文字で表してください」(エアライン系)
・「あなたが失敗や困難に直面しても諦めずに挑戦し、それを乗り越えた経験を教えてください」(化学系メーカー)
・「当社では大切にしている5つの価値観があります。次にあげる5つの言葉の中で、あなたが最も大切だと思う言葉を選び、その言葉を選んだ理由をエピソードを添えて教えてください」(化学系メーカー)
・「これまでに頑張ってきたこと(現在頑張っていること)を自由に表現ください。※以下におさまれば形式は自由です。文章・イラスト・写真・図形など自由に使ってご記入ください。カラーでも構いません」(大手玩具メーカー)
・「あなたが自分をどのように変えていきたいですか?(良いところ・改善したいところを踏まえてお書きください)」(大手電機メーカー系のグループ会社)
・「インターンシップを通じて何を学び、それを今後どのように活かしていきたいとお考えですか」(大手地銀)
・「あなた自身を自由に表現して下さい(ここはA4用紙の半分くらいのスペースがあります)」(大手都市銀行)
・「当社が他社との厳しい競争環境の中で、さらに企業価値を高めていく為に、今後挑戦すべきことを自由に記述してください。新規事業や新サービス、組織改革、営業戦略など何でも結構です」(エアライン系)
いかがでしょうか?
繰り返しますが、これはインターンシップのESで聞かれている設問の数々です。
企業としては、「どうせインターンシップをやるなら、やる気と熱意があり、目的意識と成長意欲の高い人に来てほしい」と考えています。だからこそ、インターンシップのESの段階で、高いハードルを設けるのです。
すべての設問には意図がある
これらの設問には、必ず設問の意図があります。採用担当者が何を知りたいのか?それを踏まえて書くと、随分評価されやすいESになっていくのではないでしょうか。もし、「このESって、何を聞きたいの?」と思った人は、採用担当者が教えるESの書き方のセミナーに足を運んでみるのもいいかもしれませんね。
矛盾することを言うようですが、ESは、入試問題とちがって「こう書けば正解」というのがありません。設問の意図を踏まえ、自分の言葉で自分のことを伝えていく必要があるのです。是非、夢への第一歩を自らの手でつかんでいただきたいと願っています。
今週もお読みいただきありがとうございました。また来週、お目にかかりましょう。