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自己分析 2018年05月10日

「複数内定もらった。でも、どこに行こう…」とお悩みのみなさんへ

 2019年卒の就職活動は、ピークから少しずつ遠ざかりつつあります。株式会社ディスコの調査によれば、51日の時点で、4割の学生さんが1社内定をもらっている状況だそうです。既に就職活動を終了したという学生さんもちらほら出てきています。ここまで就職活動をがんばってきたみなさん、お疲れさまでした。

 そのような中、複数社から内定をもらったという学生さんもいることでしょう。そして、きっとこんな悩みを抱えていることと思います。

「複数内定もらったんだけど、どこに行こう…」

 今は「売り手市場」で、複数内定を抱える学生さんは少なくありません。これとは逆の「買い手市場」を経験している身からすると、隔世の感があります。ある意味、ぜいたくな悩みといえましょう。実は、ここからが就活本番だったりするのです。

 

複数内定を取った後こそ、就活だ

  複数内定を取った状態は、いわば同じ日に行われるライブのチケットを持っているようなものです。人気があって、行けるかどうかわからないアーティストABのライブに申し込んだところ、両方とも抽選に当たってしまった。さて、どうしよう…という状態でしょうか。こういう状態って、本当に悩みますよね。だからこそ、じっくり悩んでほしいし、悩むべきだと思うのです。実際に、就勝ゼミナールで就職活動をしていた先輩方も、「複数内定をもらってからが、本当の就活だった」と語っているほどです。

 

この先の43年間を決める。だからこそ納得のいく意思決定を

 たとえば、銀行から2社(A銀行、B銀行)内定をもらった学生さんがいたとしましょう。A銀行は全国に展開している大手の都市銀行、一方のB銀行は地元の銀行です。普通だったら、「そりゃあ、大手だから、大手のA銀行に行くでしょ?」となりますよね。でも、本当にそれでいいのでしょうか。22歳で就職して、65歳までの定年を迎える、その間の43年間をどう過ごすか、もう少し真剣に考えて悩んでほしいのです。

 みなさんのこれからの43年間は、圧倒的に仕事中心の生活となります。18時間労働×年間265日(年間休日を100日をした場合)×43年間です。家族や恋人と過ごす時間よりも、上司や同僚と過ごす時間の方が圧倒的に多くなっていきます。

 もちろん、仕事をしていないオフの時間が楽しいのは、当たり前です。そして、それ以外の仕事をしている時間も楽しければ、年がら年中楽しいのではないでしょうか。これから社会にはばたくみなさんには、そういった満足度の高い人生を送っていただきたいのです。

 まずは、自分がどういう人生を送りたいのか。仕事を通してどんなことを実現したいのか。A社かB社かという二項対立的な感じではなく、満足度の高い人生を送るには、どういう会社で働けると幸せなのか。そこを考えていくと、より納得度の高い意思決定ができるようになります。引いては、納得のいく社会人人生を送れる可能性がぐっと高まるのです。

 ここで、就勝ゼミナールを卒業した卒業生の声を紹介します。

〇「就勝ゼミナールで教えていただいた『経営理念に共感できる企業を選ぶ』ことの大切さを日々感じています。理念を軸に企業を選んだからこそ今、周囲の環境に非常に恵まれています。そして働くことがこんなに楽しくていいのかなと思うくらい仕事を楽しんでいます。講師のカウンセリングや講義を受けたうえで就活を行って良かったと心の底から感じています」(2016年卒中村学園大学 大手化粧品会社内定)

〇「自分で考えて動かなければならないことも多くて大変ですが、自分のやりたいことをベースに考えていった結果、毎日やりがいを持って仕事ができています」(2017年卒九州大学 公務員内定)

〇「私自身は、ゼミナールを通して就活をいろいろと学び、日々考えながら決めた内定先のため、多くのことを学び、もちろん上手くいかないこともありますが、入社後に自信持って教室長になろうとしています。内定先が決まったあとも就活の重要性を感じることができ、ゼミナールで学ぶことができてよかったです!」(2017年卒下関市立大学 学習塾内定)

 いかがでしょうか。是非納得のいく一社を自らの手でつかみ取っていただけたらと思います。