自己分析 2018年04月26日
最終面接を乗り切るための心構え、教えます
そろそろ大型連休に突入しますね。就活もひと休みといきたいところですが、なかなかそうもいかない部分もあるかもしれません。休めるときには休んで、鋭気を養ってくださいね(と、自分に言い聞かせる・笑)。
採用現場の市場感からすると、この時期に最終面接を行っている企業が多いようです。おそらく大型連休明けくらいに、多くの企業が内定を出すことでしょう。既に、就勝ゼミナールの学生さんにも内定が出始め、複数内定を持っている学生さんも少なくありません。ここでは、面接選考の最後である最終面接について見ていきましょう。
実は、最終面接が一番落ちやすい
最終面接とは、面接選考の最後に控えている面接です。ここを通過すれば、晴れて内定となります。では、最終面接の面接官って、誰が出てくるでしょうか。企業の経営者、社長や会長などです。
「ここまでくれば、あとは入社するかしないかの意思確認程度でしょう?」と思っている人も多いかもしれません。たしかに、そういう企業もありますし、ひところはそのような感じでした。しかし、最終面接って、実は一番落ちやすいのです。
経営者=超未来志向
最終面接の面接官である経営者(社長、会長)は、会社を経営していく人です。彼らは経営のプロであって、人事・採用のプロではありません。経営のプロである経営者は、常に5年後、10年後といった将来を見据えて会社を経営しています(某大手通信系企業の社長は、300年後先まで見ているそうです…)。つまり、経営者の頭の中は、常に未来のことだらけ、超未来志向なのです。
そうすると、どのような質問が、自然に口をついて出てくるのかが、なんとなく想像できるのではないかと思います。例えば、以下のような質問が出てきます。
□なぜ他社ではなく当社なのですか
□当社で何をやりたいのですか
□5年後、10年後、当社でどのようになっていたいですか
□あなたの夢や志についてお聞かせください
□弊社は第一志望ですか
これら「将来に関する質問」は、多くの学生さんが苦手にしています。まだ企業に入って働いていないために、なかなか想像しにくい部分でしょう。就勝ゼミナールでは、「キャリアプランニングセミナー」という講座の中で、講師と学生が将来のことをいっしょに考えていきます。
企業は自分の夢を叶えていくためのステージであると私たちは考えています。その夢を、経営者に熱っぽく語ってくださいね。
そのような最終面接を乗り切っていくために必要な心構えは、ズバリ覚悟です!
覚悟と熱意を社長に伝えよ
ここで面接官である経営者が気にしているのは、入社への覚悟と熱意です。応募学生にとっては、数ある中の1社かもしれませんが、経営者にとってはオンリーワンなのです。社長=創業者なら、自分の会社のことを我が子のようにかわいがっていることでしょう。だからこそ、なぜその会社でなければならないのかということを、気持ちを込めて伝えていくことが大事なのではないでしょうか。
もし、そこまで志望度が高くなかったとしても、迷いは禁物です。「この会社で頑張るんだ」という覚悟を伝えてあげてください。最後の最後まで気を抜かないことです。あとは「人事を尽くして天命を待つ」といったところでしょうか。
というわけで、就活生のみなさんの健闘を祈ります!