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自己分析 2017年06月22日

「私服でお越しください」って言われたとき、何を着ていけばいいの?

≪既にはじまっています!インターンシップ選考≫

 大学3年生のみなさん、インターンシップの選考がいよいよスタートしますね。今月初旬からインターンシップの合同会社説明会がはじまり、既に足を運んだという人もいるのではないかと思います。数年前までは、インターンシップ=お試し就労といったイメージでしたが、最近は、インターンシップに参加するために、本選考並みの選考を課す企業が大半を占めるようになってきました。インターンシップでの頑張りが認められ、早期選考や特別ルートでの選考で内定をもらったというケースが、急増中です!!そのような中…

「服装自由」「私服でお越しください」

 この文字を見て、「一体何を着ていけばいいの?」と悩んだ学生さん、多いのではないでしょうか。

「やっぱり会場で浮いちゃうのは嫌だから、スーツにしておこう」

「とりあえず、相手方が不快を感じない程度の服装を着ておこう」

「服装自由=私服で来なさい、ということなのかなぁ」

「友達や彼氏(彼女)に会いに行く格好とは、さすがにちがうなぁ。だってインターンシップだし…」

 と、このように、就活のマナーに関する悩みは、尽きないですよね。私もよく「どんな服装で行けばいいんですか?」「NGマナーは?」などと聞かれます。「私服でお越しください」と言われれば、私服で行かなければならないのです(もはや日本語をどう読み解くかの領域に入っています・笑)。

 では、一体何を着ていけばいいのでしょうか?

 私は「オフィスカジュアル」であると考えます。

≪就職試験での私服=「オフィス(ビジネス)カジュアル」=「彼氏(彼女)のお母さんに会いに行く格好」≫

  「オフィス(ビジネス)カジュアル」、このブログではじめて聞いたという人もいるのではないでしょうか。「オフィス(ビジネス)カジュアル」とは、カチッとしたスーツに比べれば柔らかい服装のことです。略して「ビジカジ」ということもあります。

  最近、金曜日や土曜日といった週末で、こうした「オフィス(ビジネス)カジュアル」を導入する企業が増えてきました。週末くらいは柔らかく、ということなのでしょうか。IT系やアパレル系など企業によっては、「オフィス(ビジネス)カジュアル=普段着」という会社もあります。実は、弊社も、金曜日は「オフィス(ビジネス)カジュアル」を実施していますよ。講師が実際に「オフィス(ビジネス)カジュアル」を着ています。参考にしたいという方は、いつでも見学OKですので、気軽に遊びに来てくださいね。

  ただ、オフィスカジュアルに明確なルールはありません。企業によっては「ここまでOK」というところもあれば、「それはNGでしょう」というところもあります。その幅がとても広く、こうなると、ますます疑問や不安が頭をもたげてきますよね。そのような「オフィス(ビジネス)カジュアル」、私達は、以下のように定義します。

「彼氏(彼女)のお母さんに挨拶に行く格好」

  といっても、なかなかイメージが湧かないと思います。「彼氏(彼女)なんていないので、彼氏(彼女)のお母さんにご挨拶に行くなんて想像できません(涙)」…そんなみなさんの心の声が聞こえてきそうです。ここは「百聞は一見にしかず」ということで、早速、以下の写真や動画で確認してみましょう。

【男性編】

 ざっくり言うと、ジャケットにパンツを組み合わせた「ジャケパンスタイル」です。以下、アイテム別に解説してみました。

 kajyuaru襟付きのシャツ:色は、白か淡いブルー。リクルートスーツの下に着ているもので構いません。ボタンダウンやホリゾンタルカラーといったシャツですと、ノーネクタイ姿でもきれいにまとまりますよ。選考が夏場ですと、「クールビズでお越しください」と言われることもありますので、そこに備えて先のシャツを買い揃えておくのもいいでしょう。半袖でも構いませんが、上着(ジャケット)を来た時に、汗でべたつくことを考えると、長袖の方がいいかもしれません。

ジャケット必須!:紺色かグレー。紺色のものを一着持っておくと、着回しが利くのでオススメです。できれば黒は控えておいた方いいでしょう。もともとビジネスシーンでは適さない色と言われていますので(ただし、これしか持っておらず、新たに買い揃える余裕のない人は、この限りではありません)。

パンツ:ジーンズはNG!ジーンズはもともと作業着です。スラックスかチノパンを着ておきましょう。合説で各社のブースを動き回ることやグループワークで動くことも視野に入れて、動きやすいものを選びましょう。

ベルトの色と靴の色を合わせる:これは意外と大事ですよ。ベルトの色と靴の色がちがっていると、野暮ったく、ちぐはぐな印象を与えてしまいます。盲点になりがちなので、注意しておきましょう。社会人でもこういう人は結構多く、私、見るたびに「残念だな」と思ってしまいます。

靴下:白のスポーツソックスや派手な柄物・色物はNG!面接で面接官の前に座ると、ちらっと見えてしまいます。特に白のスポーツソックスは引きますから!!すね毛が見えないように気を付けてください。男性の面接官、意外とこういうところ見ていますよ。

:スニーカーはできるだけ避けてください。スーツを着る時に履いているものでOKです。ベルトと色を合わせておきましょう。黒かこげ茶色のシンプルなものがよいでしょう。「ストレートチップ」といわれるものを一足持っておくのがオススメです。

【女性編】

 d11795-15-616058-0-229x300襟付きのブラウス:リボンやフリルのついているものでもOK。マスコミや広告、アパレルなどの若干くだけた業界では、カットソーでも構わないでしょう。胸元や首元などで露出の多いものは避けてください。

ジャケットorカーディガン:男性と同様、紺のジャケットを一着持っておくと着回しが利きますね。黒や明るめのグレーもいいでしょう。カーディガンは、冷房の効いたオフィスで持っておくと重宝するかもしれません。冷え性の方は是非。

スカートorパンツ:スカートはプリーツ付きのひざ丈のものだと、軽快な感じを演出できるのではないかと思います。くれぐれも、ミニスカートは履いていかないようにしましょう。男子が目のやり場に困ります…。「どこ見ているのよ(怒)!」と某女性お笑い芸人ふうに言われても、ついつい見てしまうのが男の性というものなのです。お互いインターンシップどころではなくなってしまいますよ。パンツは男性同様、ジーンズはNGです。「アンクルパンツ」は、個人的にオススメですね。少しだけ足が見えるので、美脚効果というオマケも!? 派手な色使いのものは、友達に合うときや彼氏とデートでお出かけするときにとっておきましょうね。

ストッキング:無地のシンプルなものにしておきましょう。網タイツや派手な色のものは、ビジネスシーンにふさわしいものではありません。伝線することも考えて、こっそりカバンやバッグの中に、予備のストッキングを忍ばせておくのもいいかもしれません。

:黒orベージュのシンプルなパンプスで。ヒールの高さがやたらに高いものや、ミュールは避けておきましょう。

 ここまで解説してきましたが、参考になりましたでしょうか?

 インターンシップの合説会場では、動き回ることが多いので、動きやすさが重要です。そこまで高いものを着ていく必要はありません。いわゆるファストファッションでも、いいものが揃います。ちょっとお金がかかってしまいますが、社会人になっても使うことを考えて、買い揃えておくとよいでしょう。

 それでも、「これでオッケーなの?」と不安に感じる方、合説に出かける前に、一度私服を見せてください!それが一番早いかもしれません。私、就勝ゼミナールの学生には、「一度合説に出かける前に私服姿を見せにおいで」、「スマホで写真を撮ってLINEで送ってね」と声をかけています。インターンシップの不安や疑問を解消するセミナーもやっていますので、少しでも不安を解消して、有意義なインターンシップ合説めぐりをしていただいきたいと思っています。

  ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました。次回は「合説のまわり方」について、詳しくお話しします。それでは、また来週、お目にかかりましょう。

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