自己分析 2016年11月29日
就活の「はじめの一歩」は、言語化することからはじめよう
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そろそろ12月ですね。クリスマスのあとは、「♪もういくつ寝ると〜」となりますが、浮かれモードをそろそろ就活モードに切り替えましょう!3年生のみなさん!筆記試験対策、自己分析は進んでいますか?「まだ先のことだから…」とのほほんとしていると、本番はあっという間にやってきますよ。事実、インターンシップの冬季選考が動き出し、大手企業や人気企業の締め切りが相次いでいます。
突然ですが、皆さんに質問です。
就活の「はじめの一歩」は、何だと思いますか?
様々な答えが返ってくると思いますが、まずはエントリーシート(以下ES)や履歴書を提出することではないでしょうか。
どんな企業でも、ESや履歴書を提出する書類選考があります。書類選考を通過した後、面接複数回→内定というのが、採用試験の大まかな流れです。そう、ESや履歴書は避けることのできない第一関門であります。書類選考に合格しなければ、面接を受けることはできません。
ESや履歴書での定番の設問は「自己PR」「学生時代にがんばったこと」「志望動機」。これらの質問を聞かれ、パッと答えられる学生さん、なかなか少ないのではないかと思います。答えられない原因は様々でしょうが、そのうちのひとつが、経験を「言語化」しきれていないところにある、と私は考えます。
SNS上で、わざわざ文章を入力しなくても、会話が成り立ってしまうようなツールが増えてきました。たとえば、キャラクラーに感情を表してもらうLINEの「スタンプ」機能やインスタグラムの写真や動画など、まさに「100の言葉より1つのスタンプ(写真)」といった感じで、物事を雄弁に物語ることができます。そこに言葉は介在していません。
私、今まで何百枚、何千枚といったESや履歴書を添削してきましたが、言語化そのものを苦手にしている学生さんが多いように感じます。
書く力の低下に反比例するかのように、ESで手の込んだ設問が増えたり、ESの段階で作文や小論文を書かせる企業は、ここ数年増えてきているのです。ネット社会とはいえ、書く機会は思いのほか多いのです。社会人になっても、報告書を書いたり、資料を作成したりと、書く機会は多いのです。
就職試験のESや履歴書で「スタンプ」や顔文字は通用しません。
会社に入り、上司に提出する書類もそうです。そんなものを使ったら、目上の方から「君は何を考えているのか」と怪訝な顔をされるでしょう。まずは難しくても、自分の考えを「言語化」すること。自分のことを知らない第三者に伝えることからはじめましょう。だって、書けないことってしゃべれないですもの!「言語化」することが書類選考と面接を勝ち上がり、社会でも能力を発揮する大きな武器になっていくのです。
言語化することが難しいなーと思ったら、人の手を借りてみるのも手ですね。
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