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自己分析 2016年09月20日

AI=人工知能が採用に現場にジワジワ…今後はより高いレベルのESが求められる!?

こんにちは。講師の平山です。

 

9月11日(日)の「NHKニュース7」を見ていたら、こんなニュースが飛び込んできました。

 

「職場で活用できる人工知能開発 企業で始まる」

 

AI=人工知能は、最近話題になっていますね。AIとは、専門家の間でも定義がバラバラだそうですが、大雑把に言うと考える機械のことです。AIに考えさせ、ロボットに動いてもらう機能をつけることで、いわゆる単純労働が減り、人手不足に悩む業界での導入が進められようとしています(参考:「週刊ダイヤモンド」2016年8月27日号)。

 

なんと、NECが採用試験に人事採用担当を手助けするAIを開発しているようなのです。これによって、個人的な好み(例えば、体育会系の部活動に所属して優秀な成績を上げている、容姿端麗といったことなど)で選考するリスクを防げるというもの。将来は、応募者が面接のときの行動を分析し、より的確な判断ができるようにしていくそうです。

 

これはどういうことなのか。

 

私は、より高いESのレベルが求められ、面接できちんと情報提供する必要性がますます高まったと考えています。

 

ここ数年、団塊の世代の退職などで企業が人手不足になり、学生にとっては「売り手市場」になっていました。事実、ことし就活した2017年卒の学生からは「楽だった」という声も聞こえるくらいです。企業側は、ひとまず頭数を確保する必要がありますので、学生の質について若干目をつぶっていたところもあると思います。

 

また、面接官だって人間ですから、一日に何人も同じような面接をすると、次第に疲れが溜まって判断が鈍るということもあります(私も面接官役をやるからよくわかります)。

 

ところが、人手不足の感が落ち着き、「売り手市場」はそろそろ終わろうとしています。そこに採用試験にAIが導入されるとどうなるか。

 

AIに「採用要件」(=企業が求める人物像)をインプットさせ、それをもとに合否を判断することで、より正確に選考を進められるでしょう。逆に言うと、学生は、企業のことをしっかり調べ(企業研究)、自己分析をしっかり行ってから採用試験に臨む必要が、今まで以上に高まったといえましょう。そう、ごまかしが利かない厳選採用です。

 

就勝ゼミナールには、オリジナルのワークシートや授業、Job Findingといった独自の合同会社説明会などで、精度の高い企業研究や自己分析を行う環境が揃っています。AI時代を見据え、自分で調べ、書き、話す練習を繰り返すことで、社会に出ても通用する人材を輩出しようと、スタッフ一同情熱を持って学生の就職支援にあたっています。そんな厳しい時代に就活をがんばる皆さんを、スタッフ一同「第二の家族」として応援していきますよ!