自己分析 2016年08月16日
「美しきライバル関係」が、人を組織を成長させる
こんにちは。講師の平山です。
リオデジャネイロ五輪が開幕し、日本人選手の活躍に感動したという方も多いのではないでしょうか。特に開幕初日の男子競泳400メートル個人メドレーで、萩野公介選手が金メダルを獲得し、瀬戸大也選手が銅メダルを獲得したレースは、鮮烈な印象をもたらしました。
萩野選手と瀬戸選手は、小学校以来のライバル同士で唯一無二の親友だそうです。お互い励まし合ったり、切磋琢磨しながらオリンピックの大舞台にまで上り詰めました。本当に素晴らしいですね。私、こうした「美しきライバル関係」を経験したことがなかったので、うらやましくもあります。
就活でも、社会人になったとしても、こうしたライバル関係は、よい結果をもたらします。
ことし2月か3月ごろだったでしょうか。就活をがんばった男子学生の中に「あいつだけには負けない」と意気込んだ学生・Y君がいました。そして、Y君にこういわれた側の学生・O君も「俺も負けないよ」と笑顔で会話をしていました。筆記試験の勉強、エントリーシートの添削、GD (グループディスカッション)など、お互いを励まし合いながら、Y君は志望するホテル業界からの内定を複数社獲得し、O君は難関の人材・教育系企業からの内定を獲得しています。
こうした環境を就職支援に携わる者として提供でき、身を置けるというのは、幸せなことだと思います。
私は社会人になって同期(ライバル)という存在を持ったことがありません。新卒で入社した会社も、ひとりでしたし、その後渡り歩いた会社でもそうでした。こうした意識の高い人たちに囲まれ、揉まれる中で、人は成長していくのだと感じました。
就活の時点からこうした環境に身を置き、意識の高い仲間たちと将来のことについて考える。そして成長する。こういうのもありなのではないでしょうか。