自己分析 2016年06月27日
今から新聞を読むクセづけをしておくと、GD選考や小論文に強くなります!
こんにちは。講師の平山です。
2018年卒の採用が静かに(?)動き始めています。経団連は、まだ面接解禁の時期を正式に発表してはいませんが、インターンシップという名の裏選考が、水面下で動きはじめています。
さて、そんなインターンシップや本選考で出てくるのが、グループディスカッション(以下GD)選考であります。GDとは、出題されたテーマについてグループ(4名~8名)の中で話し合い、だいたい30分~60分の間でグループの中での意見を導き出すものです。選考の初期段階で行われることが多く、個別面接に進む学生を絞り込むために行われます。出題されるテーマは様々ですが、例えば「消費税増税は是か非か」「若者の投票率を上げるためにはどうすればよいか」といった時事的なものもあります。
▲就勝ゼミナールでのGD面接トレーニングの一コマです。与えられたお題に対し、結論を導き出します。こうした練習を繰り返していくことで、GD面接を突破していく実力が身についていくのです(2015.12.21撮影)
こうしたテーマにパッと対処できる学生は、思いのほか少ないです。それはなぜでしょう?ー新聞を読み、考える習慣が身についていないからです。
最近は諸事情により、新聞を購読していないという家庭も増えてきました。また、下宿しているという学生さんにとっても、月々3,000円以上の購読料はバカにできない値段で、購読をためらうのも無理はありません。
しかしながら、大学や公共の図書館に行けば、新聞は読めます。読むのが苦手だなーと思ったら、パラパラとめくるだけでもいいでしょう。新聞をじっくり読んだら2、3時間は平気でかかってしまいますが、見るだけなら10分もあればできます。私は、朝、新聞をパラパラと見て、帰宅したら少しゆっくりと目を通して、気になる記事があれば切り抜きしています。
就勝ゼミナールでは、GD対策だけではなく、時事問題対策といった授業もあります。時事問題対策は、新聞の一面トップの記事を書き写しながら、わからない語句について調べていくものです。また、授業の最後には2分間プレゼンテーションもあります。最初のうちは、しどろもどろだった学生さんも、2分間プレゼンテーションを積み重ねていくうちにそれなりにしゃべれるようになり、GD面接を勝ち上がっていけるのです。
新聞をめくるだけでも、世の中がどう動いているかが少しづつわかってきます。引いてはGDや小論文対策にもつながってくるのです。今のうちから新聞に目を通し、GDや小論文に強くなっておくことをおすすめします!