自己分析 2015年10月27日
やりたいことが見つかったら、自分で自分をほめてあげてください
こんにちは。講師の平山です。
「やりたいことが見つかりません」という相談を、
学生さんからいただくことがあります。
応募書類や面接で「入社してからやりたいこと」という質問がたびたびなされ、
答えに詰まってしまう…そうしたケースは極めて多いのです。
学校教育や家庭教育を通じて「やりたいこと」を考える機会はありませんでした。
そうした悩みを抱えるのも無理はありません。
何を隠そう、私も「やりたいこと」が見つからなかったひとりです。
「そんなもの会社に入ってから見つければいいじゃないか。会社に入っていないのにわかるはずがない。まずはできることから考えていこう」と考えていました。
明確にやりたいことが見つからないまま、職を転々としています。
ある時から、ものすごく精神的に追い込まれて「自分の本当にやりたい仕事ってなんだろう」と毎日考えるようになりました。
そこで自分なりに考え、答えを出したのが、今の就職支援の仕事です。そのヒントは、大学時代にマスコミ業界を志す後輩の就職指導をした経験にありました。
ここまでたどり着くまでに約10年。
ようやく一生かけてやっていこうと思える仕事に出会えました。就職支援の仕事に携われて、本当によかったと思っています。
やりたいことを見つけるのが難しい世の中です。
しかしながら、就職活動やその先の人生においても「やりたいこと」を考え続けなければなりません。他人から見ればバカげているようなことでも、単純なことでもいいのです。
それがきっと「生きるためのエンジン」となると思います。
「やりたいこと」が見つかったら、自分で自分をほめてあげてくださいね。
それだけでも素晴らしいことです!