自己分析 2015年10月14日
作文と小論文のちがい、ご存じですか
こんにちは。講師の平山です。
以前、筆記試験対策の重要性についてお話ししましたが、
今回もその流れをくんだお話しです。
皆さん、作文と小論文のちがい、ご存じですか。
最近、大手企業を中心に作文や小論文を課すところが増えてきました。
どちらかといえば、新聞社や放送局などといったマスコミ系で出題されることが多かったのですが、最近は大手企業でも増えてきています。
それにしても、いきなり「書け」と言われても書けないですよね。
学校で作文の書き方や論文の書き方をろくに習う機会すらなかったのですから、無理はありません。
作文では「思った通りに書け」とか「見たまま感じたまま
書きなさい」と言われ、そのとおりに書いた結果、先生から赤字だらけで
返却されてショック…という経験があるのではないでしょうか。
そんなモヤモヤ、ここで解消しておきましょう!
私は作文と論文のちがいを、こんなふうに定義します。
作文=自分の経験したこと(エピソード)を固有名詞・名刺・数字を用いて具体的に示すもの
小論文=入社試験で課される短い論文。課題が出されたらその課題について問題提起を行い、論ずる
お題を正しく読み解き(=問いに正しく答える。これは論作文試験に限らず面接試験でも大事なポイントです!)
上記のちがいを踏まえて企業側に知性をアピールしましょう。
ただ、出題する企業側が、作文と小論文のそもそものちがいをわかっていないということもあります。
作文として出題されたけれども、論文ふうに書いたほうがいい場合もあります。
いずれにせよ、問いに正しく答えるということが、大切です。正解はありません。
友達どうしでお題を出し合って練習するもよし、過去に採用試験で出た問題を解き、
(できれば国語力のある)大人に添削してもらうもよし。
とにかくたくさん書いてみてください。書けば書くだけ力になります。
「クラキャリ」の「筆記試験対策」の中でも詳しくお話ししていますので、そちらもチェックしてみてくださいね。
https://cloud-career.com/